3.パラノイア

作詞:山田將司
作曲:THE BACK HORN

ガラス細工の僕の心
月を透かし夜に消えた
ここが何處だか分からぬまま
ワイングラス赤く染まる

街を手にした夜の亡者
光る女兩手に抱え
金をネオンに仰ぎ散らし
甘い蜜に蝶はたかる
教えて世界は誰の為に回る?
路地裡子貓が振り向いた時

僕が君で君が僕になったら
世界は平和に回るでしょう
噓が本當で本當が噓になったら
何が僕等を繫ぐのでしょう

時計仕掛けの僕の暮らし
滿員電車腹話術師
僕が誰だか分からぬまま
押すに押せないリセットボタン

教えて世界は誰の為に回る?
秒針が心臟を追い拔いた時

僕が君で君が僕になったら
世界は平和に回るでしょう
噓が本當で本當が噓になったら
何が僕等を繫ぐのでしょう
空が大地で大地が空になったら
僕らは今すぐ落ちるでしょう
神が人で人が神になったら
賴まれるのが僕らの仕事でしょう

今が過去で朝が夜になっても
巡るぐるぐるぐるプライベイトな妄想
絡み付いて
コレがソレでドレがソファミレミファレ レレレ
あぁ溶けてゆく
回れ回り盡くせ 頭の中で